賢くミニマリストになろう

より善く生きるための「怒り」の対処法

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photo by Tianyake

こんにちは パパQです。

インターネットではよくある誹謗中傷ですが、それに対してどう対応するのがいいのでしょうか?

仏教の本を読んでいると、意識的な呼吸や意識的な歩行について書かれています。わざわざ意識的とつけたのは、そこに「気づき」があることが需要なポイントです。

気づきとは相手とのコミュニケーションにおいて重要になる。

この「気づき」とは大変難しいことなのです。自分の意見や考えに対して、批判や悪口を言ってくる人がいる。親や友達や家族とのコミュニケーションがうまくとれない。ずっと喧嘩をしている。

こういった場合、自分は悪くない、相手が全部悪いのだと思いがちです。そして、こちらが苦しんだから、相手に仕返しをしてやろうと実際に行動に出る人もいます。

しかし、怒りに対して、怒りで返すとどうなるかは、想像しやすいでしょう。家族や親であれば、その被害は少ないですが、同じような構造がアメリカとイラクの戦争で起こっています。

当然のように、また相手から「怒り」が返ってきます。最初より、もっと強い「怒り」でしょう。お互いあやまるまで終わらない場合もあります。

怒り(心の炎の静め方)

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怒っているのは、家が火事なのに、犯人探しをしている状態

では、こんな場合はどうでしょうか?

誰かが、家に火をつけた。その時あなたはどうしますか? 

燃えている家をほっといて、放火魔を探し続ける。

なんて人いるでしょうか?いないですよね。

怒りに対して怒りをぶつけている人は、放火魔を探し続けることと同じです。

 その前に、家である、あなたのこころを落ち着かせるほうが賢明ではないでしょうか?

あなたに平和が訪れる禅的生活のすすめ―心が安らかになる「気づき」の呼吸法・歩行法・瞑想法

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怒りを鎮めるには意識的な呼吸法がいい

怒りを抑えて、冷静になるのは、

  1. 意識的な呼吸

  2. 意識的な歩行

  3. 怒りを受け入れる方法

  4. 自分のものの捉え方の性質を観る方法

  5. 相手を深く観て、相手の苦しみ、相手も助けを必要としていることに気がつくこと。

ブッダの〈呼吸〉の瞑想

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意識的に呼吸をするとは?

意識的に空気を吸うとは、空気が体にはいってくること

意識的に空気を吐くとは、体の空気が入れ替えを行っているということ

歩いているときも瞑想ができます。

意識的に歩くとは歩くこと以外は注意を向けない。

足が地についている感覚に意識を向けるのです。

「怒り」は泣きわめく赤ん坊と同じ。

「怒り」とは、泣きわめいている赤ん坊だと思ってください。

どんなに忙しくても、赤ん坊が泣いているなら母親はすぐに駆けつけます。そして、なんで泣いているのか観察して、そこでは全神経を集中して、お腹が空いているのか、熱があるのか、赤ん坊の様子をみるはずです。

原因がわかれば、それに対応した処置をすればいいのです。

赤ん坊は母親に抱かれているうちに落ち着き泣き止むでしょう。それと同じことを自分の「怒り」にもやってあげることです。

だた、赤ん坊は実体がありますが、怒りにはない。

なので、「怒り」の場合は「怒り」を受け入れ、ただ息を吸い、吐くことで、すぐに落ち着きます。

「怒り」のこころに意識を向けます。そして、母親が子守唄を歌うように、意識的な呼吸や意識的な歩行をするのです。

 

怒りを気づきとともに受け入れる

怒りは他人が引き起こしたと思いがちです。主な原因は相手にあると考えてしまいます。その怒りの対処の仕方がわからない人は周りの人たちも苦しめます。これは自然なことなのです。

自分にも怒りの種があり、相手にも怒りの種があります。その種がなにかの原因で表にでているだけなのです。

それに気づくだけでも、なぜ相手はそんなに「怒り」を表に出しているのだろう。相手はその怒りの感情を受け入れることができず、ただ、表に出すだけしかこの怒りを抑える方法を知らない人なんだと思うと、なんだか、かわいそうになってきます。

「怒り」をいらないものだと言って、抑制してはいけいない。

こんなことで怒るなんて、大人げないといって、怒りを抑えようとする人がいますが、結局どこがで、その怒りを発散させなければいけません。

怒りを落ち葉だと思ってください。落ち葉は一見ゴミです。怒りもゴミです。それでも、木の根元におけば新しい木の栄養分となるのです。

これは怒りでさえ、正しい気づきによっては、新たな生きる力、コミュニケーションにおいて、重要な問題を教えてくれるきっかけになります。

 まとめ

人間がより善くいくるためには、深い洞察と気づきが重要であること。それは、日常生活の一瞬一瞬を、いかに深く気づきと集中することをもって学ぶことができるかにかかっていると思います。

仏教の気になる本

アップデートする仏教 (幻冬舎新書)

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