賢くミニマリストになろう

自然界は弱肉強食という勘違い

 

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こんにちは パパQです。

 

面白いツイートがありました。

 

自然の摂理では、

 

自然界は弱肉強食であるのに対して、

 

人間社会では弱いものを倒して、

文明ができたのちに弱者を助ける社会になっています。

 

これは自然の摂理からすると理にかなっていないのではないか?

 

という質問に対して、

 

興味深い回答がされています。

自然界の掟は、個体レベルでは「全肉全食」で、種レベルでは「適者生存」です

個体レベルでは、最終的に全ての個体が「喰われ」ます

全ての個体は、多少の寿命の差こそあれ、必ず死にます

個体間の寿命の違いは、自然界全体で観れば意味はありません

 

種レベルでは「適者生存」です

この言葉は誤解されて広まってますが、決して「弱肉強食」の意味ではありません

「強い者」が残るのではなく、「適した者」が残るんです

(「残る」という意味が、「個体が生き延びる」という意味で無く「遺伝子が次世代に受け継がれる」の意味であることに注意)

 

自然界の動物は強いものが

生き残るイメージがありますが、

実際は強かろうが、弱かろうが関係がない。

 

適者生存とは

「個体が生き延びる」という意味で無く

「遺伝子が次世代に受け継がれる」の意味である以上、

ある特定の個体が

外敵に喰われようがどうしようが関係ないんです 

 

生物学的にみると、

生存というのは、個体が長く生きるという意味よりも、

子孫を多く残す方が、適応力が強いとされているということでしょう。

 

それが生存戦略なのです。

 

人間の世界で考えると

科学発展は個体の命を長くすることができた。

これは生物の生存戦略として成功しているのです。

 

弱者を生かすことに意味があるのか?

 

遺伝子的にみると、優劣とは絶対的なものではなく、

特定の環境においてなのです。

だから、いろんなパターンの遺伝子がある方が

生き延びる可能性が高いのです。

 

あるウィルスに対して、特定の遺伝子を持っている人が助かるという映画もありましたね。

 

人間は弱者である

一見、人間の方が賢くて、強いと思うかもしれません

 

では、

今すぐ一人でアマゾンで暮らすことはできますか?

 

できませんよね、

でも、そこに町や国という社会があればできるでしょう。

 

つまり、一人一人の人間では自然界からみると弱者になってしまうのです。

 

その弱者が生き残るためにとった方法が、

集団で暮らすということなのです。

これが社会性なのです。

 

つまり、人間の生存戦略は

本来は弱者である人間が集まって、社会を作ったこと

子孫繁栄のために、さまざまな遺伝子をもった人間を生かすことが

生存戦略なのです。

 

 

なぜ子孫繁栄を続けるのかというのは

神のみぞ知るのかもしれませんが、

視点を広げると別の事柄が発見できるといういい例ではないでしょうか。

 

ではでは