シンプルに生活するための5つの事柄
シンプルはとても簡単に聞こえますが、そこに到達するまでには、プラスからマイナスにしていく作業が必要です。
一人暮らしで、自由にできる時間があればあるほど、シンプルな生活が可能です。そうでない場合もあります。
シンプルを目指す上で邪魔になってしまう環境
- あなたの大事な人がものを集めるのが好きな場合
- それを捨てるのを拒む場合
- あなたが忙しすぎ身の回りについて、止まって考える習慣がない場合
- 現在の暮らしがストレスになっている場合
- いろいろ試してみたが、またリバウンドしたり、うまく成果でなく、諦めてしまった場合
などなど、シンプルにしたいのに、そうできない自分やその環境にイライラすることはよくあります。
生活の中でシンプルにしておきたい5つの事柄
1.ここだけは毎日シンプルにする。
部屋全体をつねにシンプルにするのは労力とストレスがかかります。それよりも、部屋の一箇所だけ、どんなに忙しい毎日でもシンプルする場所を作ることです。
例えば、普段使ってる机やテーブルに物を一切おかないということ。
この効果は生活をシンプルにすることを忘れないためであり、家族がいるなら、それを実践して見せてあげることによって、なにかしら影響を与えることができることです。
朝起きた時や寝る前に5分程度でできる範囲の方がいいかもしれません。もっと綺麗にシンプルしいたという欲求がでますが、それはストレスの原因になるので、ほどほどにしましょう。
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2.生きることをできるだけシンプルに
生きているとモノだけでなく、悩みや迷いといったことで、人生を自分で複雑にしてしまいがちです。
幸福のためにものを買い集めたり、何かを手に入れることだけに執着するのであれば、自分を見つめなおす機会は少なくなるでしょう。
ネットやテレビの情報は、悩みやイライラを増幅させます。人間関係で悩む人は、承認欲求が強いあまり、他人が自分の思っているとおりに動いてくれないと腹を立てます。自分を理解してくれない、評価してくれないことで悩み、ウツになる人もいます。
これはよく考えてみるとおかしなことです。
なぜ人はあなたの考える通り動く必要があるのか?批判や悪口を言うことに、なぜイライラするのか?
それは、相手が自分を理解していくれるのが当然であり、自分を評価してくれると思っているからです。
自己中心的であり、まるで、世界の中心に自分がいるかのように錯覚しているだけです。
自己中心的な人と自己中心的な人がぶつかると、互いに理解しあうのは難しいのは当然です。
自分の思い込みによって、自分を苦しめていることに気がついていないからです。
また、悩みやイライラすることが多い人は物事を「2元性」で判断していることが多いのです。「2元性」について書いていると長くなるので、気になる方は検索してみてください。
あなたがシンプルに幸福を感じる環境はすべて揃っています。ただ、それに気がついていないだけです。
健康であることに気がつくには、一度病気にならないと分かりません。
幸福であることに気がつくには、幸福を捨てないと分かりません。
今あるものに気づくというのは、生きていることが当たり前になっている人には盲点になってしまいます。常に足りないことへの不満です。
ただし、それは今あるもので我慢をしなさいということではありません。我慢をしているということは、不足しているものに視点がいっています。
それでは、今あるものを正しく見ていません。
今あるものを正しく見るには、深い洞察が必要です。正しく見ることができれば、必ず満足することができます。
3.感謝をする
幸福は今あなたが何に感謝しているのかによって変わってきます。それが多ければ多いほど人は幸福になれます。これは実にシンプルで分かりやすい。感謝することが少ない人はいつも不満と不安とイライラという感情に支配されています。
4.意識的な呼吸をする
呼吸をあなどってはいけません。人が緊張したとき、イライラしたとき、不安なとき、自分の体がどういう状態であるか、意識した人ならわかるはずです。
呼吸が浅く、呼吸が少ない。
逆にリラックスするときは、呼吸が深い、回数は少ない。
呼吸は人間にとって酸素を供給して、二酸化炭素を吐き出すとい機能を持っています。
しかし、それだけではありません。あなたの呼吸に焦点を合わすことによって、リラックス効果、ものごとを深く洞察する訓練になります。もっと詳しく学びたい人は瞑想のやり方を学んでみることをおすすめすます。
また、マインドフルネスという言葉あります。それは心いっぱいにするということ。マインドとは「念」です。「念」とは今と心という字でできています。今に集中することで、心配ごとや不安を頭の中から忘れ、心が充足されるということです。
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5.マルチタスクをやめる
1日のうちにリラックスする時間を作る時間もないという人もいます。しかし、リラックスするには、ものごとを複雑に考えないことです。
もっとも簡単な方法かつ効果的な方法は
呼吸、歩行、食事
をしている時には、今呼吸をしている。今歩いている。今食事をしている。
そのことだけに意識を向けることです。
もっとも悪い習慣は
何かをしながら、頭では別のことを考えることです。
これは簡単に習慣化されます。
今のことに意識を向けていけば、自動的に集中できます。それを鍛えれば深い洞察とひらめきが得られます。
TODOリストや迷いや不安で頭がいっぱいであるなら、そこには別のことがらが入ってくるスペースはありません。
人は考える生き物です。考えない状態を維持することは難しいのです。
悩みや不安やイライラはすぐに頭をいっぱいするのが得意です。
しかし、今に集中すると脳に考える余白やスペースが生まれます。これは整理整頓や断捨離と同じ効果です。今に集中する方法は瞑想が一番効果的ですので、ぜひやり方を学んでみることをおすすめします。
瞑想がいいのは非常にエコであり、お金がかからないところです。そして、座禅といった方法だけでなく、日常の一瞬一瞬に座禅と同じ効果をもたらす方法もあります。
今日も見に来てくださってありがとうございます。このブログでは、私が感じた「なにか」を自分のことだけとは思わず、多くの人にとって大事なことだと思うことをブログにしています。このブログを読んであなたの生活に小さな変化を起こすことを願っています。
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