大事な人の遺品を整理する。所有と記憶の関係について
こんにちは パパQです。
今回も「minimalism 〜30歳からはじめるミニマル・ライフ」の中から
必ず訪れる大事な人の死。そこに残った遺品をどう整理したらいいのであろうか?
モノを整理するというには、モノに込められた記憶を整理して、自分のこころを整理することになる。
ミニマリストのジョシュアは2009年に母を亡くしている。そこに残った多くの遺品から何を感じ、どう整理していったのであろうか。
- 作者: ジョシュア・フィールズ・ミルバーン,ライアン・ニコデマス,吉田俊太郎
- 出版社/メーカー: フィルムアート社
- 発売日: 2014/03/25
- メディア: 単行本
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亡き母の遺品を大型倉庫に移そうと考えていた。
母の遺品は部屋の隅々までいっぱいであった。母はいつも買い物ばかりしては、物が増え続けていた。それはどれも高価な物ばかり。
最初のうちは、何一つ手放したくないと思っていた。処分はしないで、倉庫に入れればいいと考えていた。
ベッドの下から出てきた 箱
ところが、母のベッドの下に5つの箱がしまってあった。それはガムテープでしっかり止められていた。中を開けてみると子どもの頃のテストの答案用紙、図工で作った絵、ありとあらゆる紙切れがいれてあった。それは当然開けることなく、母は亡くなる。そこで僕は、母の遺品を保管しようとすることに無意味を感じた。物などなくても、母の記憶を持ち続けることができる。僕は母の思い出すために、倉庫を一杯にする必要などないことに気がついた。
物の整理と心の整理
もし、処分したいけど、できないものが、感傷的な理由だとしたら、そろそろ手放した方いいサインかもしれない。
二つの選択肢
大きな飛躍の選択と小さく一歩ずつ全身する選択
すべてを捨ててしまうこともできる。捨てなくとも、寄付する方法もある。
もう一つは、ずっと捨てなければと思っている感傷のアイテムのうち、どれなら今日は処分できるだろうか?というふうに、少しずつそうすることで気軽にできるようになる。
記憶と所有物の関係から学んだこと
自分という存在は自分の所有物以上のもの
記憶はものにあるのではない。自分の中にある。
自分にとって感傷の対象でしかないものでも、他人とっては利用価値のあるものもある。
遺品をとっておくと、心理的、精神的に負担になる。それを手放した方が気楽になれる。
覚えておきたいものなどは、写真にとっておけばいい。
古い写真もスキャンして、パソコンに保存しておけば、いつでも見られる。
まとめ
自分の持ち物を以上に整理が難しい大事な人の遺品。
ものに思い出が詰まっていると思い、処分できずにいると、心理的、精神的に負担になる。
大事な人の記憶は、物にあるのではなく、自分の中にあるということに気がつかせてくれた。
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