インターネット依存症を克服するための4つの提案
レオバボータさんのフォーカス:雑音化時代を生きるためのシンプル化宣言を「Renji Talk」にてUncopyrightedの日本訳を掲載しております。
「Focus:雑音化時代を生きるためのシンプル化宣言」は、サンフランシスコ在住のブロガーLeo Babauta(レオ・バボータ)氏がUncopyrighted(コピーライトなし)として公開されている電子書籍「focus - A simplicity manifesto in the Age of Distraction」(フリー版)の日本語訳全文です。原文同様、この日本語訳もUncopyrighted(コピーライトなし)とします。日本語訳についての詳細はこちらのページをご覧ください。
目次
- インターネット依存症をどのように克服するか
- 依存症とはどういう状態?
- 依存症になる人とならない人の違いは「心の状態」
- インターネット依存症とは?
- インターネット依存症を克服するための提案
気になる方ぜひ
インターネット依存症をどのように克服するか?
そもそも自分が依存症なのであろうか?何かに夢中になることは依存とはどこがちがうのか?そこから考えてみよう。
依存症とはどういう状態?
2/3 知っておきたい「依存症」のメカニズム [依存症] All About
何かに夢中になり、それをやめようとするとイライラや不安が募り、いてもたってもいられない状態になること。
依存症は3つのタイプに分けられる
物質依存、行為依存、人間関係依存
インターネット依存は行為依存にあたる。
依存症になる人とならない人の違いは「心の状態」
何かハマることは誰もあるのですが、依存症になるまでハマる人とほどほどで止められる人には、このような特徴があります。
- いつも、どこか自分に満足できない
- 日ごろから、強いストレスを抱えている
- 信頼する人(家族など)に、受け入れられていないという思いがある
- いつも孤独を感じている
- 強い劣等感を持っている
心がいつもそういう状態であると、そこから逃げたくなる。何かに夢中になってそれを忘れる時間を作ろうとする。
これは誰にでもあることだけど、依存症になる人は
いつしかそれがなければ、平静でいられなくなるのが依存症です。
依存症を克服するには、その対象から「距離を置く」、特に、アルコールやタバコ、ギャンブルなどは「完全に断つ」ことが必要になります。
それと同時に、何かに依存しなければ平静を保てない自分の「心の状態」と、向き合うことが必要になります。
つまり、イライラしたり、不安を感じたときに、それを抑えたり、なかったことにせず、まず、「私はイライラしているんだな」「今不安を感じているんだな」と受け止めること。
次に、このイライラの根本はなにか?不安に感じることはなにか?を考えてみる。
それが心と向き合うことです。
インターネット依存とはどういう状態なのか?
インターネットも同じだ。メールをチェックして新しいメッセージを受け取ることは、私たちが誰かの注目に値する存在だという小さな証明なのだ——エゴが少しだけ刺激され、ささやかな快楽をももたらす。ツイッターやRSSリーダーをチェックして興味深いものを見つければそれは強化刺激となり、小さなご褒美となる。そして同じことを何度も何度も繰り返し、やがて依存症になる。
ブログを公開してスターをつけてもらうこと、ブクマされることに快楽を見いだしてる自分からすると痛い言葉である。
あなたが少しでも依存しているのであれば、接続を切り、その状態を保つことは至難の業だ。ではどのようにしてこの依存症を克服したらいいのだろうか?
あらゆる依存症を克服する方法は共通している——ポジティブな強化刺激のサイクルを断ち切り、古い習慣を新しいもので置きかえるのだ。
インターネット依存症を克服するための提案
中毒性になるまえの習慣を書き出してみる。依存症は習慣になってしまっていることが多い。中毒性のある習慣と呼ぼう
1.古い習慣を新しい習慣で塗り替えていく
たばこやお酒をやめるにあたって、抑制しようとしても難しいだろう。別の新しい習慣によって変化させることができる。
- たばこをやめるにあたって、走ること。
- 会議のあと、ノートをとること。
- 朝のコーヒーを飲みながら本を読むこと。
2.一度にひとつずつ変えていこう
インターネット依存症である場合、朝ブログをチェックするのをやめて、まず、シンプルなテキストエディタを開いて書き始めること。
3.新しい習慣はよりポジティブで楽しい刺激でなくてはならない
新しい習慣は楽しめることが条件。他人にほめられること。そうであれば、悪い習慣からいい習慣に変わっていくだろう。
4.負の習慣を行った時はそれを誰かに報告する
負の習慣を行った時は、それを隠さず誰かに報告すればいい。インターネットに接続してしまったら、誰かに連絡して失敗したことを伝えることにするのだ。失敗を記録してブログで公開する。
まとめ
依存症を克服するには本人が依存症であることに気づくことが第1歩になる。それをしていないときに、イライラしたり、不安に感じる。そういう状態は依存症になりやすい習慣であることは間違いない。
関連書籍
レオバボータ
世界トップ100にランクインする超人気ブログ 『Zen Habits(禅的生活)』主宰。 やることを減らしてラクに豊かに生きるシンプルライフを提唱し、圧倒的な支持を集めるカリスマブロガー。 ブログで取り上げるテーマは、目標達成の技術からダイエット、借金の返し方まで多岐にわたる。
zen habits http://zenhabits.net/
Leo Babauta (@zen_habits) | Twitter
- 作者: レオ・バボータ
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2009/08/05
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