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ジブリで学んだプロの仕事術:レビュー:自分を捨てる仕事術 鈴木敏夫が教えた「真似」と「整理整頓」のメソッド

こんにちは パパQです。

今回は石井朋彦著「自分を捨てる仕事術 鈴木敏夫が教えた「真似」と「整理整頓」のメソッドKindle版」を読んだ感想です。

この本で伝えたいこと・・スタジオジブリの仕事術

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石井朋彦さんは21歳から7年間、スタジオジブリで鈴木敏夫氏の仕事をサポートしていました。

この本で一番伝えたいことは

「この本で伝えたいことは、ひとつです。 自分なんてどこにもいない。 自分の中には何もない。 何かあるとしたら、それは外、つまり他人のなかである。」

そんな著者が教えられたのは、自分を捨て、他人を真似る仕事術でした。

3年間、自分を捨てておれの真似をしろ』」と言われました。

石井さんは現在は独立してアニメーション映画プロデューサーです。それ以前は宮崎駿監督の『千と千尋の神隠し』『ハウルの動く城』のプロデューサー鈴木氏のもとでプロデューサー補を務めました。

なぜ「自分を捨てることが成功につながっていったのか」

「いったん、自分を空にして真似してみる。そのなかで、自分のなかに残るものだけを、『必要なもの』だと判断し、なじまなかったものはきっぱりと捨てる。その結果、自分の本来持っている『核』を自覚し、新たな一歩を踏み出すことができました。」

石井さんは自分を捨てて、他人を真似ることを学びます。

真似るのは考えや思想ではなく「型」

「だれかを真似したいと考えたとき、『型』から入ることをオススメします。つまり、『考え方』や『思考』を真似しようとしないことです。(中略)

人間の心や思考のクセはそう簡単に変わりません。脳の動きは、ビジネス書や思想書を読んだだけで一変するようにはできていません。

『型』とは、行動、服装、持ち物、話し方などです。」

成功する方法の一つに成功者から学べというのがあります。

よくやるのが本などから学ぶ方法ですが、

これだと型ではなく、思想を学んでしまう。

ここでいう「型」は実際に側でいっしょに仕事をしなければ学べないことなのかもしれません。

この他にもスタジオ・ジブリを成功に導いた成功術が書かれていて、面白かったです。

自分を捨てる仕事術-鈴木敏夫が教えた「真似」と「整理整頓」のメソッド-

自分を捨てる仕事術-鈴木敏夫が教えた「真似」と「整理整頓」のメソッド-

 

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