相手に伝わる文章を書く方法と注意点:私が理想とする書き手について
前回の記事のあらすじ
アクセスアップするには「伝わる記事を書く必要はない」客引き記事を書け - 賢くミニマリストになろう
伝わる文章とアクセスアップの文章はレベルが違う。アクセスアップのためなら、客引き記事が有効だ。伝わるテクニックを学んでも肝心な「伝えたい」モノがないと読者には届かない。そのために、「伝わる」とはどういうことか考えていく。
前回の記事の最後に質問をしています。もし、ブログを書いている人やこれからブログをやってみたい方には
あなたはブログで何を伝えたいですか?
誰のためにブログを書いていますか?
これは非常に大事な質問です。問題の本質に迫る質問です。ぜひ、一度考えてほしいことなのです。
この質問から分かることは、価値のあるブログであるか?また、どのくらい継続してブログを書き続けることができるかが分かります。
私ならこう答えます。
私が人生で大事だと思っていること、大切に思っている「なにか」を個人的なことではなく、社会にとっても大事だと思うことをブログに書いています。
もちろん自分のためであり、社会のためです。
では、本題に入ります。
伝わるとはどういう状態なのか?
自分で理解していることを、自分に伝えるとしたらどうだろう?説明は一切いらない。悟っているかのようになる。言葉の意味が一致する。
例えば、
伝わる文章とは伝わる文章です。
これでは伝わらない。
伝わるというのは、分からない人に向けて伝わることが大前提になる。
どんなに分かりやすく書いても、子供と大人では伝わるレベルが違い。おのずと、伝わることには限度がある。
それでも伝えようとするなら、
あなたにとって「大事なこと」でなければならない。
「伝わる」と「分かる」
今度は「伝わる」を読む側から見てみます。
読む側とは、本を読んで「わかる」状態のこと。
分かるとは他人の文章を読んで分かるということです。実はこれは不思議なことなんです。会話の場合、言葉の定義は曖昧のまま進んでいく。厳密な意味は問わない。
例えば、
あなたの「いい」と思っていることは、私の「いい」とは中身が違う。でも、いいという概念は同じなのです。
私がいいと思っていることを、読者がなんでわかってくれないだ。と思っても、私のあなたの「いい」は違うのです。
伝わる文章は自分が理解している言葉と、相手が理解している言葉に近づけていくことなんです。
「伝わる」文章には本質が書かれている
ある事柄について考える場合、言葉を正確に捉えることが大事になる。それは本質をとらえることと同じ。
Aではあてはるけど、Bではあてはまらない=テクニックや方法論
AとB両方であてはまること=本質
本質は応用がきくがテクニックや方法論は限定される。
そして、本質はテクニックや方法論の核にある。本質は隠れて見えない。
見るためには、なるべく、全てに共通した考えを見つけること。
本質を見つけられれば、一見関係のないことでさえ、共通のつながりを見つけることができる。これはひらめきと似ているかもしれない。
考えるとは悩むことではない
考えるとは悩んでいることや、やり方について考えようとすることではない。それは本質の周りをぐるぐる回っているだけで、本質にはたどり着かない。
悩んでいたり、やり方を学ぶことはいいことだけど、応用が効かない。本質的なことは、応用が効く。
考えない人は「いい」という状態は分かっているけど、なにがいい状態であるかは分かっていない。
こういったことを書くと、回りくどいかもしれないけど、本質的なことを考えることは大事なんです。
分かりやすく書きます。
幸福な状態はわかるけど、その中身は人それぞれ違う、だけど、幸福という概念はみんな同じ。
猫といったら、みんなそれぞれ思い浮かぶ猫の姿、形は違うけど、猫という概念は同じということ。
うまく相手に伝わる文章を書く2つの方法と注意点
今回の記事の目的や目標をはっきりさせておきます。
あなたのブログのファンやリピーターを増やすということ
ある一定のアクセスアップには「伝わる」ことは必要ではありません。タイトルで需要がある悩みや解決方法やテクニック系の記事を書いておけば、ある程度はアクセスは増える。
ただ、私はブログをここで終わらして欲しくない。このブログの書き方は「死んだ」ブログの書き方なんです。
あなたにとってブログが「生きる」方法を学んでほしい。そのためには「伝わる」ことが大事になります。
前回の記事にアクセスアップするなら客引き記事を書けと書きました。
客引きはお店にお客を連れ込むだけで、目的は達成されています。そこに高い目標や伝えたいことなどは必要がない。
あなたでなくても、別の人でもそれを書くことができる。あなたの必然性はありません。
強制しているわけではなく、私は死んだブログを書きたくない。
そうならないために、注意する点がある。これを守って書けば、「伝わる」文章の架け橋となる。
1.読者に記事のメリットを伝える上で、選ぶテーマの注意点
メリットを伝える記事は検索流入には最適です。ただし、前提条件として、相手もそのメリットを求めているということ。
アクセスアップしたい人なら、アクセスアップ方法で検索するし、上手な文章を書きたいなら、上手な文章の書き方で検索します。
不特多数の人が望んでいそうなことを書く。困っていること、悩み事などです。
ただし、注意点がある。
テーマは自分にもメリットあり、読者にもメリットがあること読者が望んでいることだけに向いて書くことはやめたほうがいい。自分の伝えたい事やいいたいことの方向性が同じでなければならない。
ブログは費用対効果が薄い。ブログを書く側のメリットが少ない。お金にならないから。お金になる記事を書こうと思うと、かなり苦労します。自分にとってもメリットがある記事にすればいいのです。もっというと、あなたがこの記事の第1番目になったつもりでテーマを選んで書けばいい。そうすれば最低のメリットはある。お互いwin-winの状態がもっとも理想だと思います。
ブログの記事を適当に書いている人、暇だから書いている人はアクセスがあれば十分だろう。でもそれは、客引きをしているとのと同じなんです。
「なんのためにブログを書いているのか?」
この質問の答えは
「なんのために生きているの?」
とほぼ同じ答えになるはず。
それは自分にとって意味のあること。つまり、大事なこと。大切なことなんです。
この質問は本質を捉えています。だから、すぐには答えらえる人は少ない。答えられる人は自分で選んだ、素晴らしい人生を送っています。
生きることに意味はあるのですか?
生きるの中身は人それぞれ違う。そこに意味を与えるのは、あなた次第です。だから、生きることは自由ともいえます。
2.伝わる文章を書く秘訣
テクニックや方法論は「伝わる文章の書き方」で検索すれば、いくらでも出てきます。それは書いているうちに身につきます。
しかし、伝えたいことが決まっていなら、いつまでたっても伝わらない。あなたの伝えたいことはインターネットで検索してもでてきません。
伝えたいことはどこにあるのか?
あなたの欲求や内面の声から、あなたの伝えたいことが隠れています。
何が伝えたいのか?ブログで何がしたいのですか?
それをまずはっきりさせること、はっきりしたら、それを記事の中に入れて思いをぶつけること。
例えば、私なら、記事下にこう書いています。
今日も見に来てくださってありがとうございます。このブログでは、私が感じた「なにか」を自分のことだけとは思わず、多くの人にとって大事なことだと思うことをブログにしています。このブログを読んであなたの生活に小さな変化を起こすことを願っています。
これが私のブログを書く理由です。それは影響を受ける人より、影響を与える人になりたいからです。
自分にとって大事なことや大切なことをはっきりさせて、問題点や改善点を見つけだし、提案すること。それが自分のルールになる。だから、ブログを書くことによっては自分にとって、お金により価値のあるものになるのです。
以前に書いた記事を書くときにネタをさがすなと書いています。
ミニマリストから学んだ。ネタ探しをやめるんだ!自由になれるブログの書き方。 - 賢くミニマリストになろう
これも、自分にとって大事なことや大切なことは自分にしか分からないからです。しかし、その大事なこと、大切なことが、社会にとっても大事だと感じることをブログにしています。
再度「伝わる」とはどういうことなのか?
悩みや問題点は伝わりやすい部類になります。
ではこちらはどうでしょうか?
読者がメリットでないと思っていることをメリットだと気がつかせてあげること
これは少し難易度が高い。自分が必要としていないことを言われると、おせっかいだと思うし、聞く耳ももたない。まず、検索されない。
この記事の利点はただ一つ
リピータを増やすための記事
初めて来る人は、自分のメリットを感じないブログや記事を読もうと思わない。
プログラムに興味がない人は、記事を読まないし、株に興味がない人は読まない。
興味がない人が読んでもメリットを感じるタイトルと記事にすることが出来れば、あなたはプロです。
脳の特徴として、今興味あることにしか、目が向かないようになっていることも知っておいてそんはありません。これはブログを書くとかそんなレベルではありません。
意識が低い人ほど、意識が低いモノしかみていないということになるからです。
これは以上詳しく書くと、長くなるので書きませんが、分かる人にはこれで十分だと思います。
1.リピータを増やす方法
だれでもわかりやすいメリットの記事でアクセスを集める。その後、自分がだけが知っている、読者が気がついていないメリットの記事を読ませる
2.読者が気がついていないメリットの記事の書き方
それは2段階を踏むことになる、
1.それがなぜいいことなのかを説明する
ただ、それ説明していると、回りくどい文章になってしまう。
これを防ぐには、もし、あたなが〜したいならといたような文章で話をすすめる方法が簡単。
私が思う理想の書き手とは
読者が本当に望んでいることを引き出し、それについて書くことができる書き手
読者からするといい影響を与えてくれる人になるから。
最後に、知ることより考えることが先
自分が読者になる場合、まず、言葉の中身の内容を考えること。幸福なら、どういった内容が幸福であるか一度考えてみること。これはちょっとした訓練がいる、自分の内なる声や欲求を聴くこと。ネットや相談をしてもだめ、探してはいけない。浮かび上がってくるのを待つ。
探しているものが、本当に自分が必要としているものなのか、考えずにやみくもに探していては、いくら時間があっても足りない。
今までずっと他人の価値観で生きているから、自分の本当にしたいことを考えることがわからなくなっている。考えるとは悩むことではない、これを説明していると、この記事の論点からはずれるから、これ以上は書かない。
文章を読むとは、その書いてある言葉の中身が自分と同じ言葉の中身の意味と一致しなければ、本当に理解したことにはならない。
全く一緒なら、それは著者と自分と対話しているようなもの。家に居ながら、今は亡き天才達と会話ができるのだから、こんな楽しいことはないのです。
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