賢くミニマリストになろう

脱原発は経済システムにイノベーションを起こす

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photo by LendingMemo

こんにちは パパQです。

みなさんは新聞はお読みになりますでしょうか?

私の家では朝日新聞を購読して、

特に文化面が好きでよく読んでいます。

朝日新聞には通常の新聞とは別に、「be on saturday」という新聞あります。

文化面に絞った記事で、例えば、インタビューや今注目しているものといった話題が記事にされています。

いつも読んでしまうコーナーが「お悩み相談シリーズ」の「悩みのるつぼ」

 

www.asahi.com

答えてくれる人が

岡田斗司夫さん

岡田 斗司夫(おかだ としお、1958年7月1日 - )は、日本プロデューサー評論家文筆家実業家企画者、講演者。 自称オタキングおたくの王)。株式会社オタキング代表取締役、株式会社クラウドシティ代表取締役FREEex設立者。大阪府立今宮高等学校卒業、大阪電気通信大学除籍

岡田斗司夫 - Wikipedia

この人の名前と顔はよく見るけど、一冊も読んだことがありません。

Freeexというサイトを見てみると、なかなかおもしろいことが書いてあります。

すべてはFREEに向かう 『僕』もFREEに向かうのか? - FREEexなう。

岡田 人生で楽しいことは、お金を使うことじゃない。 やりがいのある仕事。 自分が誇れる仕事。 それがないと、いくらお金があってもけっきょくは「生き甲斐」や「誇り」をお金で買うことになっちゃう。 それはあまりにカッコ悪い。

家入 もう最近、普通の社員募集とかすごくださく思えてきた。 「大卒以上」とか「勤務時間」とか「完全週休2日」とか「経験を考慮し優遇」とか「社保完備」とかださい。 超ださい。まじださい。それを提示する会社も、それに惹かれて集まる人も、それが最低条件になってる人もださい。

Apple」の新入社員へ向けたメッセージはこれだよ?

仕事。あなたの人生の仕事。あなたの指紋が残った仕事。決して妥協しない仕事。週末を犠牲にしてでも取り組みたい仕事。Appleではそんな仕事をすることができる。無難に人生を過ごしたい人はここには来ない。一番深い所まで泳ぎたい人だけがいる。仕事で何かを成し遂げたい人がここにいる。何か大きなこと。他の場所では起こりえない何かを。

- Appleへようこそ。 

上野千鶴子さん

上野 千鶴子(うえの ちづこ、1948年(昭和23年)7月12日 - )は、日本社会学者。専攻は、家族社会学ジェンダー論、女性学東京大学名誉教授立命館大学大学院先端総合学術研究科特別招聘教授[1]博士(文学)東京大学[2]

NPO法人ウィメンズアクションネットワーク(WAN)理事長[3]日本社会学会理事、元関東社会学会会長(2005年(平成17年度) -2006年(平成18年度))、日本学術会議会員、シューレ大学アドバイザー、「ヘイトスピーチレイシズムを乗り越える国際ネットワーク」共同代表を務める

上野千鶴子 - Wikipedia

この人については、全く知りません。

こんな記事もありました。

womantype.jp

 社会学者なので、家族社会学ジェンダー論、女性学について学ぶなら、読んでみてはいかがでしょうか。

上野千鶴子が聞く  小笠原先生、ひとりで家で死ねますか?

上野千鶴子が聞く 小笠原先生、ひとりで家で死ねますか?

 

美輪明宏さん

美輪明宏・公式サイト

サイトを見た感想

ダサい

だれがデザインしたのでしょう?この配色はいかがなものかと思います。

美輪さんの良さがぜんぜんでていません。

美輪さんのオフィシャルサイトにはもう一つありまして、

こちらは美輪さん配色全開です。

www.reijindayori.jp

ページのデザインはおいときまして、

fundo.jp

今見ても、日本人ばなれした顔に驚きます。

人生ノート

人生ノート

 

金子勝さん

金子 勝は、日本の経済学者。慶應義塾大学経済学部教授。専門は、制度経済学、財政学、地方財政論。経済理論学会所属。修士 。東京都出身。マルクス経済学者である。 なお立正大学に同姓同名の別人、法学者の金子勝がいる。

www.magazine9.jp

興味深いことが書いてあったので引用します。

編集部 投票したい政党を選ぶ理由の第1位が「景気回復」で、原発問題は第3位になっていました。

金子 そもそも、脱原発景気対策などを別に語ったり、世論調査の質問項目を分けることが間違いなんです。

デフレについて

金子 経済というのは、投資したり融資したり消費したり、そしてローンが膨らんだりしていかないと拡大していかないものです。そもそもデフレを作り出した人たちが、自分の責任をとらないで、日銀のせいだと言っているわけです。わかりやすく言えば、結核にかかっているのに、風邪薬を与え薬がきかないからと、風邪薬をもっと飲ませなくちゃいけない、といっているようなもんなんです。

バブルがはじけて金融機関は不良債権を隠し、貸し渋りをし、その結果中小企業が衰退していった。これが最初の行き詰まりです。で、この状況を克服するために何をやったかというと…景気が悪くなると、公共事業をやって当面もたせる。多少よくなると、「構造改革」路線になる。また景気が悪くなると、公共事業景気対策です。

アメリカが成功しているのは「タニマチ」モデルのおかげ

アマゾンはずっと赤字が続き、ITバブルの時でもまだ不振だった。しかし、デビッド・ショーといって、情報スーパーハイウェイ政策に参画した一人で、コンピューター技師でありながら3兆円近いファンドを運用するヘッジファンド「DEショー」を経営していた人がいるんですが、彼が「このビジネスモデルは必ず成功する」と考え、ずっと赤字だったアマゾンを支え続けていた。  そもそも投資とは、百投資して、二つか三つ、いいものができ、それで上場したら、莫大な利益がかえってくるというものなんです。

それを日本人はまったく勘違いをしていて、みんな自由競争して、自己責任でやれば、新しいビジネスがどんどん生まれてくるなんて、そんなわけないんです。で、日本はIT革命とかいいながら、ホリエモン村上ファンドみたいな買収屋さんしか出てこなかった。

日本のリーダは無責任

この国のリーダーがいかに無反省で無責任かというのは、今回の原発事故で決定的になりましたね。考えてみれば、不良債権問題から原発事故にいたるまで、誰一人責任をとっていない。反省がないから、検証もできず、転換もできない。だからまた同じところにもどってくるだけです。

自民党維新が唱える「デフレ脱却・景気対策」が人気あるのはなぜなんでしょうか?

それは人の「もうかりまっせ」というさもしい精神をくすぐるからです。目先の株が上がればいいじゃん、景気が持てばいいじゃん、というそういうところに訴えているだけで、結局、長期の成長戦略は描けない。そこで、郵政民営化とか道州制とか、本質的でない所で何か「改革」をやっているポーズを作るんですね。

 原発を動かし続けたら、経済成長はできません。

テレビでも新聞でも各政党の政策を比較する際、経済政策と原発問題は、分けて論じられていることがほとんどですね。そこがそもそも間違っていると。

今、日本は20世型の「集中メインフレーム型」から21世紀の「地域分散ネットワーク型」へと、転換していく過程にあります。明らかに、いわゆる分散ネットワーク型経済のシステムへと変わろうとしているんです。

人口が増加する時代は作れば売れることで経済は発展した。

人口が減っていくと、買う人が減り、売れなくなり、賃金が安くなり、経済は衰退していく。

原発は集中型であって、集中型はメインがやられると全部だめになる。ネットワークと同じ、リスクを分散しないといけない。これって働き方と同じですね。

スーパーマーケットよりコンビニが売れる理由

さきほどの集中型と地域分散型の説明を大型スーパーマーケットとコンビニにたとえて説明してくれています。

コンビニにはPOSシステムというものがあります。どこでなにがどのくらい売れているのかを把握できるシステムがあり、ある商品が売れるとわかれば、すぐにその商品を届けることができる。お客のニーズにそって商品を提供できる。だから、安売りをしなくてもなりたつのです。

全国どこのコンビニにいっても、同じ店舗大きさなのは、あれ以上大きくすると、商品を管理することと、運送することができなくなるからなんです。

私が小さい頃は、個人商店がたくさんありました。あれがなぜ潰れたのかというと、ニーズがわかってしまうPOSシステムに負けたからです。

脱原発は経済システムにイノベーションを起こす

利益ばかりおっかけるのか、清貧を選ぶのか? ではない。

脱原発を言う人は、安全性のことばかりで、経済問題と絡めて話をあまりしませんね。多くの人が、「経済性より安全を優先しよう」と言う。「福島は原発の事故を受けて、あんなにひどいことになってしまった。経済成長は多少犠牲にしても命の方が大事でしょう。だから脱原発しましょう」と。私からいえば、その論理はまったくちがう。原発をやめることは、21世紀型の経済や社会システムを作っていく転換なんです。
原発産業に代表されるような、集中メインフレーム型の経済システムはもう断末魔の状況にあります。脱原発は、単に地球環境のことだけではなくて、経済や社会も持続可能にするものなんです。ビジネスチャンスが生まれ、イノベーションが生まれるんです。スマートグリッドが新しいインフラになり、皆が電気を作って儲けることができる。耐久消費財もスマート化していく。たとえば、電気自動車の普及で新しい技術開発の余地は多いし、食べていける人が増える。スマートハウスで建築や改修の需要が増え、住宅メーカーや電機メーカーの人たちの雇用が増える。そうやってこれからの若い人たちが食べていくことができる機会を増やすことです。

 ここで紹介されている本です。気になりますね

「脱原発」成長論: 新しい産業革命へ

「脱原発」成長論: 新しい産業革命へ

 

これから10年20年先は日本は変わらないとやっていけない時代になっていることは確かです。

ちょうどその時期に原発という問題が出てきたのは、考えようによってはいいチャンスなのかもしれません。  

 

今日も見に来てくださってありがとうございます。このブログでは、私が感じた「なにか」を自分のことだけとは思わず、多くの人にとって大事なことだと思うことをブログにしています。このブログを読んであなたの生活に小さな変化を起こすことを願っています。

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