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イライラの正体は「ない」ことへの恐怖心 書評 「もうイライラしたくない!」と思ったら読む本 心屋仁之助

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photo by Trish Hamme

 

こんにちは ネコに癒されるけど、見るだけで満足するパパQです。

今回は先日読んだ

「もうイライラしたくない!」と思ったら読む本

の書評です。

「もうイライラしたくない!」と思ったら読む本

「もうイライラしたくない!」と思ったら読む本

 

 

 kindle版500円の買いました。

タイトルとおりのイライラすることが多い方はぜひ読んでほしいです。

私はイライラすることはありますが、表に出さないタイプです。自分で書くのも変ですが、これが一番怖い。何を考えているわからない。では、イライラする感情について分析していきましょう。

イライラの本当の原因とは「減ったとき」である。

時間が減った。

お金が減った。

おなかが減った。

人間関係にイライラしたときも「なにか」かが「減ったとき」

イライラしたときは何が減ったのでしょうか?

無視されたら、「存在価値」が減る

バカにされたら、「自尊心」が減る

理解されないとき、思いに気づいてもらえないとき、「愛情」や「認め」が減る

「減る」ことは、不安につながっている。

イライラの元は「減ること」への恐怖です。

「減る」とは人間の本能が、命の危機を感じるからです。

空気も水も食料もお金も減ってくると、命が危なくなります。そして、自尊心や愛情も減ると生きにくい、存在価値がなくなると、「居場所」がなくなります。

その恐れを感じさせるために、イライラという感情がずっと残っているといっていい。

イライラは犬が吠えているのと同じ感情

不安を避けるために、強がってしまう。

この本能は動物を観察してみればわかります。

犬が吠えるときは、自分を大きく、強くみせようとして吠えます。

決して強さを見せつけたいわけではありません。

それは自分の命を守るために吠えているのです。

自分の命が危険にさらされていると感じたときに吠えるのです。

 イライラして、怒っている人はなにかを不安に感じている

吠えている人は「負けてはいけない」「なめられてはいけない」と自分を大きく見せようとします。

ということは逆に考えると

イライラするひとは、気付いていないかもしれませんが、

漠然とした不安に怯えている。

本当に強い人は、いばりません。いばる必要がないからです。

本当にデキる人は、人のことをバカにしません。

本当に自信がある人は、怒りません。余裕があるのです。

 イライラしないようにするには今の自分を受け入れ、認めること

もしイライラすることが多い人は

本当は自分は弱い人間である。

負けてもいい、バカにされてもいいと

と開き直ってみましょう。

これは正しく自分を直視する上で大事なこと。

正しく自分を見るとは、今のあなたがどんな状態であるか見るということ

受け入れれば、本来の力を発揮できる。

直視できない人は、自分をよく見せたり、理想の自分を演じ続けます。

これを続けていると自分をごまかし続けることになります。

自己肯定をすることは、ダメな部分も受け入れることです。

人間に100%完璧な人はいません。

それは死ぬ人がいるのと同じくらいの真実です。

自分がダメでないことがバレるのが怖くなる。だから、心も体も固くなる。

自分のダメを部分も認めて、

さらけだすことによって、誰かが助けてくれる。

開けているからこそ、誰も見捨てないのです。

 心も体も柔らかくなって、本来の力を発揮できるようになる。

つよがりはイライラの進化版

つよがりの感情はイライラをこじらせた結果です。

減ることへの恐れから、イライラします。

その次に、自分の感情にふたをしはじめます。

怖いものもない、嫌われるのも怖くないと言っているのに、

イライラしているのは、不安を必死でおさえようとしているからです。

沸騰しているなべにふたをずっとしていると、お湯があふれます。

お湯はあなたの恐怖や不安です。

その恐怖や恐れは「なくなること」への恐怖です。

恐れのもとは、「なくなること」です。

お湯が溢れないようにするには、簡単です。

ふたをあければいい

ふたをあけて、何が恐怖や恐れなのか見ればいいのです。

その元は必ず何かが「減っていくこと」への恐れです。

イライラは自分が何に恐れているかを教えてくれる先生

どんな状態の自分であれ、一度自分で認めてあげることからスタートすればいいのではないでしょうか。

イライラしていることは、自分が何に恐れを抱いているか分かるサインだと思ってください。

イライラのキーワードは「ない」ということ。

イライラしたときは、「減ること」に不安を感じているだなと思うことです。

「ない」とおもっていることを「ある」にするには

「ない」と思っている人

実際はあります。

一番簡単な方法は

感謝すること

他にもありますが、それはぜひ本を読んでみてください。

ページ数は少ないし、難しい哲学用語はいっさい書かれていません。

だれでも読みやすく、話しかけるような文章で書かれているのも、人気の理由だと思います。

心を受け止めると愛になる。

最後のページが気に入りました。

大切な人がイライラしていたら、どうすればいいか?

話を聞いてあげることしかできません。

答えは本人が見つけるしかないからです。

愛という漢字を分解してみると

受け止めるの「受」の間に「心」が入って、「愛」という漢字ができる。

意味もそのままです。

相手の心からでた話を聞いてあげることが、愛になるのです。

答えを与えることは愛ではないということでしょうか。

漢字は真理を教えてくれることが多いです。

 

今日も見に来てくださってありがとうございます。このブログでは、私が感じた「なにか」を自分のことだけとは思わず、多くの人にとって大事なことだと思うことをブログにしています。このブログを読んであなたの生活に小さな変化を起こすことを願っています。

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