賢くミニマリストになろう

大事な人の遺品を整理する。所有と記憶の関係について

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photo by Daniel Kulinski

こんにちは パパQです。

今回も「minimalism 〜30歳からはじめるミニマル・ライフ」の中から

必ず訪れる大事な人の死。そこに残った遺品をどう整理したらいいのであろうか?

モノを整理するというには、モノに込められた記憶を整理して、自分のこころを整理することになる。

ミニマリストのジョシュアは2009年に母を亡くしている。そこに残った多くの遺品から何を感じ、どう整理していったのであろうか。

minimalism 〜30歳からはじめるミニマル・ライフ

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  • 作者: ジョシュア・フィールズ・ミルバーン,ライアン・ニコデマス,吉田俊太郎
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亡き母の遺品を大型倉庫に移そうと考えていた。

母の遺品は部屋の隅々までいっぱいであった。母はいつも買い物ばかりしては、物が増え続けていた。それはどれも高価な物ばかり。

最初のうちは、何一つ手放したくないと思っていた。処分はしないで、倉庫に入れればいいと考えていた。

ベッドの下から出てきた 箱

ところが、母のベッドの下に5つの箱がしまってあった。それはガムテープでしっかり止められていた。中を開けてみると子どもの頃のテストの答案用紙、図工で作った絵、ありとあらゆる紙切れがいれてあった。それは当然開けることなく、母は亡くなる。そこで僕は、母の遺品を保管しようとすることに無意味を感じた。物などなくても、母の記憶を持ち続けることができる。僕は母の思い出すために、倉庫を一杯にする必要などないことに気がついた。

 物の整理と心の整理

もし、処分したいけど、できないものが、感傷的な理由だとしたら、そろそろ手放した方いいサインかもしれない。

二つの選択肢

大きな飛躍の選択と小さく一歩ずつ全身する選択

すべてを捨ててしまうこともできる。捨てなくとも、寄付する方法もある。

もう一つは、ずっと捨てなければと思っている感傷のアイテムのうち、どれなら今日は処分できるだろうか?というふうに、少しずつそうすることで気軽にできるようになる。

記憶と所有物の関係から学んだこと

自分という存在は自分の所有物以上のもの

記憶はものにあるのではない。自分の中にある。

自分にとって感傷の対象でしかないものでも、他人とっては利用価値のあるものもある。

遺品をとっておくと、心理的、精神的に負担になる。それを手放した方が気楽になれる。

覚えておきたいものなどは、写真にとっておけばいい。

古い写真もスキャンして、パソコンに保存しておけば、いつでも見られる。

まとめ

自分の持ち物を以上に整理が難しい大事な人の遺品。

ものに思い出が詰まっていると思い、処分できずにいると、心理的、精神的に負担になる。

大事な人の記憶は、物にあるのではなく、自分の中にあるということに気がつかせてくれた。

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