創造的作業における5つのフォーカス儀式の提案
レオバボータさんのフォーカス:雑音化時代を生きるためのシンプル化宣言を「Renji Talk」にてUncopyrightedの日本訳を掲載しております。
- 作者: レオ・バボータ
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2009/08/05
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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こちらはレオバボータさん著者「減らす技術the power of less」ミニマリストでなくとも、おすすめです。
「私の唯一の儀式は、毎日ただ座って、書いて書き続けることだ。」
(オーグスチン・バロウズ)
何か創造的作業に入る時(これは芸術家やアーティストといった特定の分野の人を指しているわけではない。一般人にも当てはまる。人は人生をデザインしているといってもいいのだから)、オフラインだけではたりない。不要なものはすべてブロックして、集中する習慣を身につければ、オンラインでも集中することは可能だ。
最適な方法である「フォーカスの儀式」のすすめ
あなたにもベッドに入る前の儀式があるかもしれないし、宗教的な儀式があるかもしれない。あるいは単にコンピューターを起動したときの儀式があるかもしれない。儀式のパワフルなところは、そこに私たちが特別な意味を与えていることだ。それはほとんどスピリチュアルでさえある(ある場合には実際にスピリチュアルだ)。そして特別な意味を持つ物ごとに対してなら、私たちはもっと心を配るだろう。心ここにあらずの状態で、適当に済ませたりはしないだろう。
つまり、行動を儀式化してしまうことによって、つまり、意味をあたえることによって、もっとその行動に意識を向けることができる。
レオ・バノータさんが提案する「5つのフォーカス儀式」
すべてをお勧めするわけでない、人それぞれ生活環境が異なっているので、無理にすることはない。こういったアイディアがあるということだけでも、頭の片隅に入れておけば、より行動に意識的になるだろう。
時に美しい言葉は詩になる。洗練された言葉を読んだ感動はいったいだれに感謝すればいいのだろうか?
朝の儀式
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世界の忙しさが心の平穏を破る前に、1日を静けさとともに始める
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ひとり暮らしでなければ、家族が起き出す前に起きればいい
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パソコンのスイッチを入れてみる。インターネットは必要ない。
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文章を書くなら、テキストエディタだけで十分なのだ。
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コーヒーや紅茶を飲みながら、好きな本を読む
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瞑想したりヨガをしたり、散歩もいいだろう。
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単に静かに座ってみるのもいい。
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大事なことは1日のうちで一番静かなで平和な時間を活かし、集中すること、心を休めることそれが、できれば何でもかまわない。
再フォーカス儀式
集中を邪魔する雑音要素は数多くある。そこで1、2時間に一度は 再フォーカスの儀式をしよう。ブラウザを閉じ数分歩き回って頭をすっきりさせる、血液が循環するようにするのもいい。
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集中と休憩を交互に繰り返す
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エクササイズとインターバルの関係とおなじ、一番効率の良いやりかたは、交互に繰り返すことだ。
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10分集中したら2分休憩
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25分集中したら5分休憩
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45分集中したら15分休憩
人それぞれ違うので、好きなようにやればいい。大事なのは、交互に繰り返すこと。
コミュニケーションを先に行い、その後集中する。
メール、ツイッター、フェイスブック、その他日常の読み物のため45分確保する
そのあとは、インターネットを使わず2時間、あるいは3〜4時間雑音をブロックする。
そのあとコミュニケーションと読みものを45分を繰り返す。
1日の終わり
1日の終わりに、その日のやったこと、考えたこと、集中したことを思い出す。
インターネットから離れた時間を保つことを言い聞かせ、明日は何に集中するかを考える。
今日も見に来てくださってありがとうございます。このブログでは、私が感じた「なにか」を自分のことだけとは思わず、多くの人にとって大事なことだと思うことをブログにしています。このブログを読んであなたの生活に小さな変化を起こすことを願っています。
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