ミニマリストって一体なんなの?言葉を一回バラバラにして、自分の言葉で組み立てみた結果わかったこと
photo by Chris Smith/Out of Chicago
前々回書いた記事に反応あったので、もう少し書いてみた。
ミニマリストという意味を間違いてはいけない。一人歩きする言葉 - 賢くミニマリストになろう
ブログでミニマリストという言葉が出てくるたびに、妙な違和感があった。ミニマリストのブログでは部屋を公開したり、断捨離したものを公開しているサイトが多い。
私もそれを楽しみしていた。写真が公開されると必ず見ていた。そして、私もこういう部屋にしてみたいと思った。
そして、部屋を整理整頓し断捨離をしてスッキリした部屋にすることができた。もちろんいらないものはまだまだたくさんある。これからも増えていくだろう。その度に、今必要なものと必要でないものを選んでいる。過去のモノで部屋が埋まっているなら、新しいモノが入ってくるスペースはないからだ。
ここまではすぐに実感した。しかし、なにか捨てないといけない、もっと、もっと捨てないと快適な暮らしができていないのではないかと思うようになっていた。
この違和感はなんだろう?
でも、持たない暮らしは多くの利点を与えてくれた。
ただ、次第に、モノを捨てることに限界を感じ始める。いったいいつまでモノを捨てていくのか?
私はミニマリストという言葉に縛られているのではないか?
それともミニマリストという言葉の意味を理解していないのか?
改めて、私は何度もミニマリストとは?シンプルライフとはなにかを考えてみた。
理想とする暮らしに近ずいているのか?それとも、遠ざかっているのか?
そこで、ミニマリストという言葉を理解するために、一度バラバラにしてみた。
私の中でミニマリストは「快適な生活を意味する。」
ミニマリストの定義は「最小限で快適な生活をする」
この違いは何かわかりますか?
「最小限」という言葉がなけれな、ミニマリストではない。
なければ、ただの快適な暮らし。そこに「最小限」という言葉がつくことによって、
ミニマリストという言葉が完成する。
では「快適」とはどういった暮らしが快適なのか?
私はそこで気づきました。
それまで、快適な暮らしがどういうものであるか考えたことがなかった。
ミニマリストのブログを読むと、ミニマリストの定義は不明だし、捨てることにばかり意識が向いている。ミニマリストという言葉だけが一人歩きしている感じを受けた。
私の中で、快適暮らし=モノを捨てる、持たない暮らしをすることではなかった。それが目的ではなかったんだと気がついた。
では、なにが快適な暮らしなんだろうかというと、わからないまま過ごしていた。
先日、ある記事を書いていたときに、私の快適とはコレだったのだと思った。
私からネット社会が奪っていった大切な2つのこと:ミニマリスト シンプルライフ - 賢くミニマリストになろう
持たない生活をすることが、集中できる空間を作っていること。
私の快適な空間とは、集中できる空間であると実感した。
その時、私はミニマリストという言葉を理解した。
自分の快適とミニマリストの快適がピッタリ合わさった瞬間である。
今までは最小限に重きを置いていたが、それからは快適に重きをおくようになった。
つまり、集中できる環境であるかどうか?それによって、ものを減らす量を変えていった。
快適という言葉の基準がはっきりしないまま、捨てていると、バランスが悪くなる。
もしこれからミニマリストやシンプルライフや持たない暮らしがしたいという人や今実践中の人がいたら、まず、私がアドバイスするなら
あなたの快適な暮らしとはどんな暮らしですかと質問します。
この質問に答えられない人は、ただただモノを捨てているだけです。
もっともっと捨てないといけないと思うのは、あなたの中に基準がないからです。
あなたの「快適な暮らし」がどういうものかはっきりしていなからです。
自分の快適な暮らしとミニマリストの快適な暮らしが同じであれば、どんどん取り入れていくべきです。
それが本当のミニマリスト「最小限で快適な暮らしする」ということです。
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