私からネット社会が奪っていった大切な2つのこと:ミニマリスト シンプルライフ
情報化社会になり、いろんな情報が自動的に入るようになった。テクノロジーの進化によって生活は一変した。忘れてはならないのが、何かを得るためには、何かを失わなければならない。
情報という名の洪水
便利なモノができると、それがなくても生きていた時代を忘れる。果ては、それがないといけていけないとまで思うようになってくる。たった20年前はインターネットなんて一部の人でしか利用していなかった。携帯なんてもってほか。
私は情報という洪水に溺れている自分に気がついた。乗り遅れる不安や恐怖から常にオンラインで、24時間連絡可能な携帯。溢れるメールボックス。SNSなどなど。
私はこころから求めている情報だけをキャッチする能力ががほしいと思った。そこで出会った、シンプルライフやスローライフやミニマリストという生き方。
テクノロジーは私に何を与えて、何を奪っていったのか?
もっとも失ってはならいことだと考えるのこの2点である
1.集中する力
2.内なる声を聴く力
と考える
集中する力と内なる声を聴く力
テクノロージに進化によって、雑音が多い環境になってしまった。集中力はどんなに鍛えても、この雑音によって簡単に途切れる。
世の中にある雑音
このサイトでも度々登場しているサンフランシスコ在住のブロガーLeo Babauta(レオ・バボータ)氏
雑音化時代として、雑音が多いこと、これが創造的な活動を邪魔している警告している。
テクノロジーの雑音
20年前までは、雑音は電話、ファックス、TV、無駄な広告であったと考える。とにかくなにかしらこちらに声をかけてくる。これに加わったのが、24時間オンラインである。否応なしに雑音が入り込んでくる環境になった。
例えるなら、インターネットは洪水である。プールで遊んでいた子供が、川で遊んでいたら、突然の洪水によって溺れている状態と言える。
- メール(ほとんどの人にとっての最大の問題はおそらくこれだろう)
- IM(インスタント・メッセージ)
- ツイッター
- フェースブック
- 掲示板
- ブログ
- その他のソーシャルネットワーク
- ニュースサイト
- 固定電話と携帯電話
- テキストメッセージ
- スカイプ
- ポッドキャスト
- グーグルアラート
- iPhoneやBlackberryなどの通知機能
- モバイル機器のアプリ
- オンライン動画
- オンラインミュージック
- オンラインショッピング
- インターネットラジオ
- 書類
- オンラインゲーム
- ソリティア
- インターネットテレビ
- 電子書籍
まだまだある。
これを全部処理しようとするのは、可能だと思うのであろうか?
more more more
- アップルからipodが登場したとき、10000曲入ると宣伝された
- 携帯電話では、通話し放題
- 映画・ドラマ・漫画が月1000で見放題
それを聞いてどう思うだろう?
なにか音楽をたくさん聞かないと持ったいない。通話しないともったいない。映画をみなければ勿体無いと思うのではないだろうか?そして意味もなく、もったいないという理由からテクノロジーを利用する。
そこにどれだけ重要な情報が入ってこようと、どれだけたくさんの情報を処理する力をてにいれても、何が大事であり、そうでないかを知る必要がある。
あなたの求めている情報は本当にあなたが求めている情報なのか?
何が人生で大事かは、自分の内なる声を聞くしかない。外にある情報はすべて他人の願望や欲求である。果たして、ほんとうにそれを求めているのか、考えなければならない。
そのとき必要となる力は自分の内なる声、欲求を聴く力である。そのためには集中する力と雑音を少なくする自分のフィルターを濃くするしかない。
私は以前こんな記事を書いた
インターネット依存症を克服するための4つの提案 - 賢くミニマリストになろう
以前まで、私は新しい情報を知らないと乗り遅れる不安や恐怖を感じていた。常にTVやラジオや新聞、ネットではニュースサイト、メルマガ、ブログの購読、SNSから情報を集めていた。
それによって何が起こったのだろう。溢れるメールをただチェックするだけの毎日、自分の有益になりそうな情報をだけをチェックする毎日。それを読んで理解し、実行してていかなければならない。よりよく人生を行きたいからだ。
現実はどうだろう。何を間違ったんだろうと初めて考えるようになった。これでは学生が参考書を買ったまま、机に放り出しているのと同じではないか。自分がこころから求めている情報だけをキャッチする能力がほしいと思った。
情報の流れを制御する力
それにはちょっとした訓練が必要である。たとえば、こんなことだ
- 情報の流れを止めること
- 溜まっていくメールがあっても気にしないこと
- 優先順位を常に自分が集中する環境にもっていくこと
実際はTV、メール、ブログ、SNSなどが娯楽であるなら、減らしていけばいい。ビジネスに利用するなら、時間を決める。
これには自分ルールを作ることを提案する。
すこし長くなったのでここまで、次回は具体的に提案について書いていこう。
まとめ
新しい情報に振り回さないようにするためには、内なる声を聞け。そのためには集中できる環境を作っていくこと。そのためには自分ルールを作ろう。
ミニマリストを理解する上で参考になる書籍
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